頭皮が臭くなる原因は

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頭皮が臭くなる原因は

女性の頭の頭皮は意外に臭い!

高価なシャンプーやトリートメントを毎日使っていても、なぜだか頭皮の臭いが気になるという人は多いのではないでしょうか。

 

自分の頭皮を指やタオルでこすってみた後、それを嗅いでみて、臭いがきつい様でしたら、頭皮に何か問題があるのかもしれません。

 

特に40歳を過ぎた頃から、男性に限らず、女性でも頭皮の臭いが強くなる傾向にあり、頭皮の臭いの原因を突き詰めていくと、「皮脂の過剰分泌」に起因していることが多いのです。

 

そこで頭皮の臭いの原因となる皮脂の過剰分泌を誘発する条件について、ご紹介します。
日常気にせずに行っている行為が、皮脂の過剰分泌を引き起こし、頭皮の臭いを発生させているので、この条件についてきちんと把握していきましょう。

常在菌の繁殖が頭皮の臭いを発生する要件の一つ!

どんな人でも、頭皮にはマラセチア菌やニキビ球菌、ブドウ球菌などの常在菌がおり、常日頃は問題なく存在しています。

 

もともと皮脂は頭皮にとって重要で、ご紹介した常在菌がリパーゼという消化酵素を使って皮脂を分解して脂肪酸を作り、汗と混じり合うことで、バターの様な状態になって、頭皮を保湿してあらゆる外敵から守ってくれます。

 

しかしストレスが溜まったり、生活習慣が乱れたりすることで体内のバランスが崩れてしまうことや、シャンプーのしすぎで本来必要な皮脂まで洗い流してしまったりすることによって頭皮のバリア機能が低下してしまってこれらの常在菌が増殖し、頭皮に炎症やかゆみフケの大量発生を引き起こしてしまいます。

 

頭皮にトラブルが発生してしまうと、どうしても頭皮が気になってしまうので、もっとシャンプーをして清潔な状態に戻そうと思い、さらに頭皮を洗い過ぎてしまいます。

 

頭皮を洗い過ぎてしまうとさらに乾燥が進んでしまうので、頭皮は自分を保護するために、余計に皮脂を過剰に分泌してしまいます。
すると皮脂を食べる常在菌がさらに増殖し、頭皮における常在菌のバランスが崩れてしまうので、さらに大量の皮脂を発生させてしまうという悪循環を生み出してしまいます。

 

常在菌が増えてしまうと、臭いを発生させる原因となる脂肪酸を多く生み出してしまいます。

 

この脂肪酸の一種にヘキサデセン酸というものがあり、ヘキサデセン酸は若い頃にはあまり発生しないのですが、40歳を過ぎてくると発生率が増加していきます。

 

ヘキサデセン酸を含んだ皮脂を常在菌が分解することで、臭いの元となるノネナールという物質を発生させてしまいますから、まずは常在菌のバランスを保つ様にして、加齢臭の原因物質であるヘキサデセン酸を分解させないことが大切です。

中高年は皮脂の酸化で臭いが発生する

活性酸素という言葉を聞いたことがあると思いますが、私たちの体にはウィルスや細菌などから身を守るために抗酸化物質が体内にあります。
しかし抗酸化物質が正常な細胞を攻撃するようになると、体が錆びてしまって老化が進行してしまいます。

 

若い人の体には抗酸化物質が多く存在しているので、錆びにくい(酸化しにくい)のですが、年齢を重ねてくると、どうしても抗酸化物質が少なくなってしまうので、体が錆びて(老化して)しまうのです。

 

これが頭皮にも当てはまって、実は頭皮に分泌される皮脂の中のヘキサデセン酸の量が若い頃なら、抗酸化物質のおかげで少ないのですが、加齢によって抗酸化物質が少なくなると、皮脂中のヘキサデセン酸の量が増えてしまうのです。

 

前述したようにヘキサデセン酸を常在菌が分解することで、臭いの元となるノネナールが発生してしまいます。

 

頭皮が臭わないようにするにはヘキサデセン酸を含む皮脂の分泌を防ぐことが必要です。

 

では若い人であれば、抗酸化物質が大量にあるから、頭皮が臭くなることはないかといとそんな事はありません。
動物性たんぱく質や脂っこいもの、甘いものを多く食べる人であれば、若い人でも体が酸化してしまいがちなので、当然皮脂の中に存在するヘキサデセン酸の量も増えてくるわけです。

 

体を酸化させないためには、緑黄色野菜や果物、あるいは魚介類など抗酸化作用の強い食品を意識して、栄養バランスの取れた食生活にすることが大切です。

体の不調からくる皮脂の過剰分泌

頭皮の皮脂の過剰分泌は体調に大きく関わりがあります。
例えば、食生活が乱れていたり、ストレスが溜まっていたりすると、皮脂が多く分泌されて、この中にヘキサデセン酸が多く含まれていれば、頭皮が臭くなってしまいます。

 

ストレスが溜まってしまうと男性ホルモンの一種であるテストステロンが優位になるので、皮脂を過剰分泌させてしまいます。
さらに女性の場合は、出産や更年期障害に起因するホルモンバランスの崩れも、相対的に男性ホルモンが優位になるので、皮脂を過剰に分泌してしまうことに繋がります。

 

例えば妊娠中は女性ホルモンの一種であるエストロゲンが母乳を作るために多く分泌されます。
このエストロゲンは女性や胎児の体を守るだけでなく、健康的な髪の毛を育てるという働きがあるのですが、出産して2日後くらいから、エストロゲンの分泌量が急激に減少してしまいます。

 

そのため女性の体の中では、一時的に男性ホルモンが優位になり、皮脂が過剰に分泌されてしまうのです。
また更年期障害もエストロゲンの分泌量が減少してしまうので、相対的に男性ホルモンが優位になり、過剰に皮脂が分泌されてしまうのです。
皮脂が過剰に分泌されることで、皮脂の中に含まれるヘキサデセン酸が分解されて頭皮の匂いがきつくなるのです。

頭皮に汚れが残ったままになっている

オシャレのために整髪料やワックスなどを使用する人が多いですが、これらの整髪料やワックスがシャンプーで洗い残すと、汚れとなって頭皮や毛穴に付着してしてしまいます。

 

この汚れが頭皮や毛穴を塞ぐことで頭皮環境が悪化していき、常在菌の増殖に繋がります。
常在菌の増殖がひどくなると、頭皮のターンオーバーがうまく働かなくなり、頭皮の細胞が未成熟のままで剥がれ落ちてしまうので、常に頭皮が乾燥しがちな状態になっていきます。

 

この状態が続くと頭皮を守るために皮脂が過剰に分泌され、さらに常在菌が増えるという悪循環が発生します。
こういう負のサイクルにハマることで、またヘキサデセン酸が分解されて臭いを発生させるのです。

女性でも中高年になると出てくる加齢臭の仕組み

最後にご紹介するのが加齢臭です。
おじさんの悩みのようなイメージがあるので、女性なら「自分は関係ない!」と言いたいところですが、実は男女共40歳を過ぎた頃から加齢臭が出始め、60代になると急激に強くなることが分かっています。

 

加齢臭の原因はやはり前述したようにヘキサデセン酸が分解されることによって生じるノネナールです。

 

男性の方が女性よりも加齢臭がきついのは、分泌される皮脂量が多いからですが、女性でも中高年になって食生活が乱れていたり、ストレスが溜まっていたりすると、皮脂の分泌量が増えるので、ヘキサデセン酸の働きにより、加齢臭が発生するリスクが高まります。

 

特に頭皮はTゾーンの2倍の皮脂を分泌する所ですから、加齢臭が出やすい部位なので注意が必要です。
しかしながら、「もう年だからしょうがない」と諦めず、錆びない体を作ることで、加齢臭を少なくしていくことはできますから、生活習慣や食事内容を見直すようにしてみてください。

 

参考ページ
頭皮の臭いを改善方法

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